自動車税種別割とZEV導入促進税制

自動車税種別割とZEV導入促進税制

質問者
自動車税種別割』ってどんな税金なの?
解答者
自動車を所有しているときにかかる税金だよ。
令和元年10月に『自動車税』の名称が変更されて、『自動車税種別割』になったんだ。
質問者
毎年5月に支払う税金のことね。呼び方が変わっただけなの?
解答者
呼び方以外にも変わったことがあるよ。
令和元年10月1日以降に初回新規登録をした「自家用乗用車」については、従来よりも低い税額の新税率が適用されるようになったんだ。

(税率表はこちら

質問者
なるほど、自家用乗用車の税率には新税率と旧税率があるってことね!
ところで、「ZEV導入促進税制」ってなにかしら?
解答者
ZEV ゼブ 導入促進税制」は、これまでの「次世代自動車の導入促進税制」から名称が変更された、都独自の制度のことだよ。ちなみに、ZEVは「ゼロエミッション・ビークル(Zero Emission Vehicle)」の頭文字だよ。
質問者
都独自の制度のことなのね。
どんな車がこの制度の対象なの?
解答者
令和7年度までに初回新規登録した電気自動車、燃料電池自動車(水素を燃料とするもの)、プラグインハイブリッド自動車が対象だよ。車種や自家用・営業用問わず、新規登録時と翌年度から5年度分の自動車税種別割の課税が免除されるんだ。

※軽自動車税種別割については、定置場のある区市役所・町村役場にお問い合わせください。

質問者
令和7年度までに初回新規登録をした自動車が対象で、5年度分免除されるのね。
分かったわ。ありがとう。
解答者
どういたしまして。
ZEV導入促進税制について、詳しくはこちらから、 自動車を取得したときに課税される 『自動車税環境性能割』はこちらから確認してみてね。

●自家用乗用車 種別割税率表(年額)

令和元年10月1日以降に初回新規登録を受けた「自家用乗用車」については、恒久的に 自動車税種別割の税額が引き下げられた。

総排気量 年額
令和元年9月30日以前に
初回新規登録を受けた
自家用乗用車
令和元年10月1日以降に
初回新規登録を受けた
自家用乗用車

1ℓ以下

29,500円

25,000円

1ℓ超~1.5ℓ以下

34,500円

30,500円

1.5ℓ超~2ℓ以下

39,500円

36,000円

2ℓ超~2.5ℓ以下

45,000円

43,500円

2.5ℓ超~3ℓ以下

51,000円

50,000円

3ℓ超~3.5ℓ以下

58,000円

57,000円

3.5ℓ超~4ℓ以下

66,500円

65,500円

4ℓ超~4.5ℓ以下

76,500円

75,500円

4.5ℓ超~6ℓ以下

88,000円

87,000円

6ℓ超

111,000円

110,000円

(注)

電気自動車、燃料電池自動車(水素を燃料とするもの)、プラグインハイブリッド自動車で、平成21年度から令和7年度の間に初回新規登録を受けたものに限り初回新規登録時及び翌年度から5年度分を課税免除。

記事ID:008-001-20240822-006490