平成12年10月6日 16:00~18:15
都庁第1本庁舎33階特別会議室N6
- 神野会長
- それでは、ご出席のご予定でまだお見えになっていない委員の方もいらっしゃいますけれども、予定の時間を過ぎておりますし、またご都合で次のご予定のある方も多いようでございますから、ただいまから第2回目の東京都税制調査会を開催させていただきたいというふうに思います。
本日は皆様、大変お忙しい中をお集まりいただきまして、ありがとうございました。始めに特別委員の交代がございまして、それに伴いまして新しく委員になられました方々をご紹介させていただきたいと思います。
始めに、東京都議会議員でいらっしゃいます清原特別委員をご紹介させていただきます。
- 清原特別委員
- 清原でございます。よろしくお願いいたします。
- 神野会長
- 同じく都議会議員でいらっしゃいます矢部特別委員をご紹介させていただきます。
- 矢部特別委員
- 矢部でございます。よろしくお願いします。
- 神野会長
- それでは、議事のほうに入らせていただきたいと存じます。この調査会も発足いたしましてから4カ月余りが経過いたしました。この間、皆様ご案内どおり、税源配分小委員会、政策税制小委員会、資産課税小委員会、法定外税小委員会と各4つの小委員会で、都合8回にわたる委員会を開催いたしております。そして、それぞれの検討テーマに沿いまして、皆様方からご議論をいただいたところでございます。
各小委員会におけるこれまでの議論の内容でございますけれども、税源配分小委員会では、現在極めて緊急緊要の課題になっております税源移譲を含めた地方税財政制度の改革の基本的な方向と個人所得課税、法人課税、消費課税のあり方を検討してまいりましたし、政策税制小委員会では環境対策など、東京都の重要な施策を後押しするような税制を検討してまいりました。資産課税小委員会では、固定資産税を始めとする資産課税全体にわたるあるべき姿を検討してまいりましたし、また、法定外税小委員会では、法定外税の現状と可能性について検討を重ねてまいりましたところでございます。
本日は、11月の本答申に先立ちまして、ここで一旦それぞれの小委員会でご議論いただきましたものをとりまとめて、この税制調査会としてのコンセプトと基本的な方向について、ここで一応中間段階でのとりまとめをしておきたいというふうに考えております。
そこで中間のまとめの案でございますけれども作成をいたしまして、本日この中間のまとめについて委員の皆様方からご審議をお願いしたいというのが、本日の目的でございます。
お手元に第2回目の東京都税制調査会の次第がございますけれども、きょうの議題は大きく中間のまとめの概要説明とその審議という2つが大きな議題になるわけでございます。
ただ、この中間のまとめは、まだ草案の段階でございますので、本日はこの調査会が最初に発足したときにもご了解いただきましたように、調査会の運営要領の第2、第5によりまして、今見ていただきました議事次第のうち、3番目の中間のとりまとめの審議につきましては、議事を非公開にさせていただきたいというように考えております。
私、会長の立場といたしまして、非公開にしたいというふうに考えておりますけれども、これについてご異議がなければお手元の議事次第の中間とりまとめの審議についてのみ、非公開にさせていただきたいと思いますが、よろしゅうございましょうか。 |